最終更新日2025年5月8日
世界史の歴史地図へのお誘い
大学入試世界史文化史・地域史問題
−ヘレニズム文化−
次の文の( )に適する語句を(語群)より選び、その番号を答えよ。また、問いに答えよ(関西大 改)。
アレクサンドロス大王とその後継者たちの時代にギリシア文化がオリエント文化に接して(1)を獲得した文化をヘレニズム文化という。この時代にもっとも進んだのは自然科学の分野で、その中心地は(2)朝の首都のアレクサンドリアであった。この時代にこの分野で著名な業績をあげたのは、平面幾何学を大成した(3)、地球の周囲を初めて科学的に測量することを試みた(4)、太陽中心の天文学を説いた(5)、数学・物理学にすぐれた(6)などであった。「医学の父」とよばれた(7)に始まった医学もこの時代に一層進歩した。哲学はアテネに盛んで、キプロス島出身の(8)の始めたストア派とエピクロス派が現れた。ポリス共同体の結びつきが衰退したこの時代を反映して、前者は(9)の風潮を、後者は(10)の風潮を助長した。
また(11)とよばれるギリシア語が共通語となり、首都のアレクサンドリアには(12)がつくられて自然科学や人文科学が研究された。ギリシア美術の様式は西アジア一帯にひろがり、インド・中国・日本にまで影響をあたえた。
(語群)
1アスクピオス 2ピタゴラス 3快楽主義 4アリスタルコス 5ガレノス 6ヒッポクラテス
7エラトステネス 8ゼノン 9セネカ 10エピクテトス 11プトレマイオス 12世界市民主義
13ガンダーラ 14コイネー 15禁欲主義 16エウクレイデス 17世界性 18セレウコス
19アルキメデス 20個人主義 21宗教性 22アンティゴノス 23現世主義 24ペルガモン
25ムセイオン
問 (2)朝の首都アレクサンドリアの位置を下図の記号で答えよ。
答え
1( )2( )3( )4( )5( )6( )7( )8( )9( )
10( )11( )12( )問( )
解答
1(17)2(11)3(16)4(7)5(4)6(19)7(6)8(8)9(15)10(3)11(14)
12(25)問(E)