最終更新日2025年6月17日
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世界史の演習


南北アメリカ文明

次の文の( )に適する語句を入れ、下図の( )に適する語句をそれぞれのヒントを参考にして答えなさい。

 ヨーロッパ人からインディオとか(1)とよばれたアメリカ大陸の先住民は、アメリカ大陸がまだユーラシア大陸と陸続きであった古い時代にベーリング海峡地域を通って渡来した。北アメリカ各地では狩猟と採集を中心とする(1)の文化が展開したのに対し、中央アメリカや南アメリカ各地ではジャガイモや(2)などを主作物とする独特の農耕文化が形成された。
 アメリカ大陸では、前1200年頃までに(3)文明がメキシコ湾岸で成立し、その後、周辺の諸文明に影響を与えた。ユカタン半島では、前1000年頃から16世紀にかけて(4)文明が展開して、4世紀から9世紀に繁栄期をむかえた。石造りの階段ピラミッド状の建築物、二十進法による数の表記法、精密な暦法、(4)文字など独自の文明を発達させた。また、前1世紀に(5)文明がうまれたメキシコ高原では、北方から進出してきた(6)人がピラミッド状の神殿や絵文字などを持った文明を展開し、14世紀には(7)を首都とする王国をつくった。他方アンデス高地では、前1000年頃に北部に(8)文化が成立して以降、さまざまな王国があらわれたが、15世紀半ばには、現在のコロンビア南部からチリにかけて(9)帝国が(10)を中心として成立した。(9)の文明は、すぐれた石造建築技術をもち、灌漑施設を利用した農業がおこなわれた。太陽の化身として国王((9))は絶対的な権力を持っていた。

南北アメリカ文明


ヒント
11.この地に前1世紀に都市文明がうまれた。石造ピラミッド状の神殿を現在にのこしている。
12.石造都市で、18の都。1533年ピサロが占領・破壊した。
13.この地で1545年銀山が発見された。インディオの強制労働により、大量で安価な銀の採掘を強行した。
14.石造都市で、16の都。1521年コルテスが占領・破壊した。
15.この地に前1000年頃から前1世紀にかけて、神殿中心の古代文明が栄えた。初期のアンデス文明。
16.14世紀に建国された。神権政治がおこなわれる。1521年コルテスが征服。
17.ユカタン半島を中心とした文明。4世紀から9世紀にかけて栄える。
18.太陽の化身である国王を頂点とする階級社会をもち、石造建築が発達した。1533年ピサロが征服。

答え
(1          )(2          )(3          )(4          )
(5          )(6          )(7          )(8          )
(9          )(10          )(11          )(12          )
(13          )(14          )(15          )(16          )
(17          )(18          )


解答
1インディアン 2トウモロコシ 3オルメカ 4マヤ 5テオティワカン 6アステカ 7テノチティトラン
8チャビン 9インカ 10クスコ 11テオティワカン 12クスコ 13ポトシ 14テノチティトラン 15チャビン
16アステカ 17マヤ 18インカ



(この問題は『世界史演習問題』に収録されています。また、問題で使われている地図・図版は『世界史地図・図解集』に収録されています。)